● 宅建士講座
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鉄骨造
鉄骨造 鉄骨造の基本の構成です。木造と比べ、部材名称は単純です。 イラストは、ラーメン構造です。 柱、梁、足元に基礎梁です。 大梁は柱と柱の間を繋いでいる部材、小梁は、大梁と大梁にかかっている部材です。 基礎梁は梁とありますが、基礎部分で鉄筋コンクリート造です。 基礎は、鉄筋コンクリートです。木造、鉄骨造でも、基礎は、鉄筋コンクリートです。
鉄骨造の施工例 防錆処理
鉄骨造の施工例 鉄骨造の骨組みが立ち上がった状態を示しています。 防錆処理 鉄骨部材が赤茶けた色ですが、これベンガラ(弁柄)色といいます。弁柄はもともと、顔料のことでその色味を色名にしています。建築用語の場合、錆止め塗料を施した目印にしていて、すなわち、防錆です。鉄、鋼材は錆びるので、それに対して防錆処理が必要になります。
耐火被覆 構造材料としての鋼 型鋼
耐火被覆 鋼材は加熱により著しく強度が低下します。そのため耐火被覆が必要です。 被覆材として、ロッククールその他です。以前はアスベスト、石綿がよく使われていましたが、現在は使用禁止です。除去工事や解体工事でも、厳しい規制がされています。 構造材料としての鋼 素材は「鉄+炭素」です。炭素の含有量により粘り強さや硬さが変わります。建築の構造材料として用いられる鋼は、炭素含有量少なめの軟鋼です。 型鋼 鉄骨造の骨組みには、断面形状が一定のI形鋼やH形鋼という型鋼が用いられます。
鉄骨造の接合
鉄骨造の接合 ①溶接 柱と梁を「溶接」しています。溶接による接合は剛接合で、ラーメン構造となります。断面から梁はI型鋼、柱はH型鋼です。 ②高力ボルト 梁長手方向の接合は「高力ボ(ハイテンション)ボルト」を用いています。鉄骨造の部材接合では、溶接や高力ボルトによるのが、一般的です。
トラスの大屋根
トラス式+アーチ式の大屋根 構造材料別の構造分類でいうと、鉄骨造です。鋼材でトラスを組んで、それを連続させてアーチ形にしています。 アーチは大屋根の荷重を両端の支点に伝えるのに、適した形状です。駅舎や体育館の大屋根に見ることができます。 トラスは力学的に安定した形状ということで、鉄骨造の工作物、橋梁などによく見ることができます。トラスの鋼材接合は、ピン接合とされます。
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