● 宅建士講座
一覧 0860222
問合せフォーム
申込みフォーム
土地区画整理法 土地区画整理事業
土地区画整理法 施行は1954(昭29)年ですが、先だって耕地整理法1899(明32)年を下敷きにしています。耕地整理法は『都市計画の母』といわれ、もとより土地区画整理と都市計画は以前から結びついています。 土地区画整理事業 (1)内容 区画整理、施設整備によって効率的な土地利用を図るものです。 ①土地の区画形質の変更 ②道路等の公共施設の新設変更 (2)施行(セコウ)者 個人や組合、会社という民間も ok で、都道府県、市町村、国(国交大臣)まであります。民間施行は、都市計画事業でなくともよいとされますが、公的機関によるときは、必ず都市計画事業です。
事業の流れ 換地
(3)事業の流れ まず「施行者」の選定。「認可」があり、公告されると「施行」になりますが、長期にわたります。組合施行5年から10年、公的施行8年から15年にわたり、「換地」という手法が用いられます。 換地 (ⅰ)換地計画を定める。 (ⅱ)仮換地という手順がある。 (ⅲ)施行が終わったら、換地処分の公告。
直近出題
仮換地の使用・収益 ⇒ 場所移動は、従前宅地と同一近傍に、仮換地、換地を指定するのが原則。 ⇒ 使用収益権はそのまま継続。 換地計画 保留地 2024r06年 問20肢3 2024r06年 問20肢1 仮換地 効力発生の日 2024r06年 問20肢4
イラスト
イラスト ・土地所有者それぞれの5区画がある。区画は不整形で、道路が一本走っている現状を、土地の区画形質を変更し、あわせて公共施設、道路、公園などを新設変更する換地計画とする。 ・AをA’にする場合 (1) 区画の整形ともに (2) 土地面積は減じられ、これを「減歩(げんぶ)」という。ABCDE それぞれに減歩がある。 (3)減歩により提供された土地で、道路変更・新設や公園などの公共施設を作る。 ・減歩により従前面積より小さくなるが、事業により施行区域(施行地区)全体の評価が上がり、資産価値は同等ないし向上する。
解説一覧
盛土 2 ⇐
| ⇒ 農地 1